男性向けブライダル関係の営業をされてきた! Part2
今回は各種費用の抑え方について紹介します。
エンゲージリングは女性禁制。
前回の記事はこちら。
費用の抑え方
サラリーマンの平均年収が300~400万円と言われる中、
非常に苦しいほどのお金が掛かります。
抑えられる点を把握して、自分自身や相手の女性と話合って、
どうするのか考えてみてください。
Part 1 の記事の「各種費用について」内に費用一覧をざっくり記述しました。
この表ですが、結納金と結婚式の間に短い線で区切っています。
もちろん意味があって区切っています。
上部の2点に関しては、男性が100%費用を負担するモノであり、
下部の4点は女性と話し合って決めるモノという違いがあります。
上部の2点について
まずエンゲージリングについてですが、これは絶対に値段を知られてはいけません。
知られていないからこそできる費用削減方法がありますし、
何よりサプライズで渡す一生物の値段は知りたくないですよね?
期待よりも安かったらガッカリしてしまいますし、
高すぎる場合には遠慮させてしまいます。
次に結納金ですが、意外と知らない方が多いので説明すると、
女性の両親に対して、「今まで娘さんを育ててくれてありがとうございました。
これからは私が支えていきます。」という意味を含めて"帯一本"(100万円)を女性の両親に納めるというモノです。
一本以上渡す必要はありませんが、一本以下で渡す事は失礼にあたりますので注意してください。
下部4点について
結婚式やハネムーンなど、男性が決定するモノではありません。
むしろ、女性の意見が強く反映される部分です。
これらの4点は費用を大きく下げられるポイントになりますので、
変な誘導はしないで、しっかりと相談して決めましょう。
どこをどう抑えるのか
ここからは具体的な話を出していきます。
結納金を除いてはすべての個所にて費用を抑える方法がありますので、各種項目にて簡単に紹介します。
1 エンゲージリング
「給料の3か月分」と一般的に言われれている理由は、
生活に影響がでるほどの金額、つまり自分の人生を掛けてあなたに愛を捧げるという意味が込められています。
なので、高くて当たりまえとされています。
営業された内容に戻りますが、このエンゲージリングに使われるダイヤモンドを、
結婚する前に自分用のアクセサリとして購入、もしその時がきたらアクセサリから外してエンゲージリングをつくるというサービスを行っている会社でした。
毎月の収入と支出を考えた時に、どこに使ったか分からない支出を「用途不明金」と言うのですが、ローンや分割払いなどで月々数万円まで下げて、ダイヤモンドを「用途不明金」の一部に組み込む事で「無理なく高価なダイヤモンドを準備しようじゃないか」という事前準備しましょう営業だった訳です。
その会社が用意するダイヤモンドの具体的な金額は、購入する意志のある人にしか公開していないようで、明確な値段は分かりませんでしたが、貴金属を販売している以上、
中間手数料(マージン)が取られます。
まずはこれを削減しましょう。
ダイヤモンドを自分で購入する
当たりまえですが、貴金属を販売しているお店は宝石の仕入れをしています。
仕入れ金額より高く売るのは商売なので当たりまえです。
ただ、貴金属の原価と販売価格を比べると「5~20倍」となっているのです。
有名なブランドであればさらに高くなる可能性もあります。
ではどうするのか。
「自分で用意できるものは用意してしまえば良い」が費用を抑える為のポイントです。
つまりは自分でダイヤモンドを買ってしまいましょう。
リングをオーダーする
これは、"リフォームジュエリー"や"オーダージュエリー"で調べればわかりますが、既製品の宝石を取って新しいアクセサリーを作ったり、既製品で欲しいデザインがない時にオーダーするサービスです。
このサービスのポイントは、どちらも「宝石の持ち込み」が可能なのです。
費用はデザインやリングの素材によって変わりますが、エンゲージリングでは 20万円~ が一般的のようです。
つまり、10万円+20万円 = 30万円 で、お店では販売していない世界で一つだけのエンゲージリングが手に入る訳です。
金額を知らない人が見た場合「一般的なエンゲージリングと同じダイヤモンドで世界で一つしかないオーダーメイド・・・高そうなリングだ・・・」となります。
これだけ伝えて安いと思う人は少数派です。
デザインに凝ってみたり、ダイヤの 4C を上げる事も出来ます。
ただし、以下の2点には注意してください。
1. エンゲージリングの費用は墓場まで持っていく事 (どこから漏れるか・・・)
2. ダイヤモンドは鑑定書付きのモノを購入する事 (偽物があります)
2 結婚式
これは意見が大きく分かれますが、「結婚式をシンプルに」という提案です。
「人生1度きりなんだから、結婚式ぐらいは派手にやりたい!」という意見もあるでしょう。
派手な結婚式を挙げたせいで日々の暮らしが厳しかったら嫌じゃないですか?
結婚式はシンプルに、披露宴を盛大にするというだけでも費用は抑えられますので、両名納得のいくように。
(各テーブルの花が高い・・・)
3 ハネムーン
正当な理由で長期休暇がとれるので、ヨーロッパやハワイ等が人気です。
アジアにも良い旅行先がありますし、そもそも国内でゆっくりするもの一つです。
少し大きめのバッグを背負って、国内を巡るのも一興かと。
「人気があるから行く」のではなく、「行きたいから行く」と決めましょう。
4 同棲
一人暮らしの家と違って、ファミリータイプの家は、敷金・礼金が沢山取られます。
いきなり都内で 2LDK/3LDK の家に引っ越すより、子供が生まれる時や二人の仕事の状況からタイミングをステップバイステップにしましょう。
ラブラブなら 1DK の方が楽しいと思える場合があります。
5 諸経費
家具・家電については二人がもっている物を持ち寄って使いましょう。
冷蔵庫が小さい、収納棚が小さいなど、必要になってから買い足す方が安く環境にも優しいです。
まさかの Part 1 よりもながくなりました笑
営業を受ける時の注意点など、細かい点は Part 3 で紹介します。